旅の話 第二話。

今日は店が暇... 暇、暇、暇、なので旅の続きを書きます(ビール飲みながらですが...)
波乗りを終えて街へ帰る用意をしていると友人が《今日は迎えの車が来れないみたい..》
着替えも食糧も飲み物さえも持って来て無いのに～ ど～すんの？
《とりあえずビーチ近くの知り合いの家を訪ねてみよう》って事で、いきなり御宅訪問！
とりあえず寝床確保。 この家、かなりのネイチャーハウス！ 竹とワラだけで出来た家。一階は家畜、二階は人、細く突き出た三階は神が住んでいるらしい！
でも、その家の長老が《今日は客人が来たから御馳走を作りなさい》と、家族に話していた！
すると何処からかニワトリ持ったオッチャン登場。 そして僕の友人がナイフを手に持って、暴れるニワトリを捕まえた。
暗闇の中、友人は《このナイフ切れないね～》ニワトリ《グゥ～ ガァ～ ゲェ～》 そして鳴き声は消えた..
これが生き物を、肉を食べると言う事.. ３０分後、丸焼きになったチキンが食卓に！
白い御飯とチキン、それに生の唐辛子に塩.. 味付け等何も無い.. ソースも醤油もサンバルも無い..
でも、彼等の精一杯の持て成しが嬉しかった。 これが、生きる為に食うと言う事。
そして、満天の星空と、星が無くなってしまいそうな程の流れ星を観ながら眠りに堕ちた..
第三話に続く..